難問

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難問

家族を消して

少女のところにお星さまが降り立ちました。「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」お星さまはいいました。少女は泣いていました。「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさん...
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難問

遭難者

私は世界中を船で旅している。有名な危険海域を航行中、船が難破し私は暗い海に放り出された。島に流れ着き、どうにか助かったが、一体どうなってしまうのか。何かないかと探すため歩き始めると遠目に看板のようなものを発見。近づいてみると、文字が書いてあ...
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難問

潔癖症のお姉ちゃん

姉は筋金入りの潔癖症だ。いつも部屋をピカピカにしてないと気がすまない。私はというと、どちらかというとズボラな方で、ゴミが散らかっててもあまり気にはならない性格だ。だから同じ部屋を使ってる私たちは、なんとなくぎこちない感じだった。ある日、業を...
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上級

霊感

Aは否定してるが実は霊が見える事を俺は知っている。この前一緒に駅前を歩いていたら、反対側の踏切の前に老婆を背負ってる男がいた。じっと俺たちを見ている。踏切を渡ろうとした時、Aがぽつりとこう言った。「無視しろ。こいつは悪霊だ。」男は頷いた。
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子供向け

廊下の鏡

俺が昔通ってた小学校は少し田舎にあり、 各学年に一クラスしかないような小さめの学校だった。そこでは当時「廊下の鏡」って噂が流れてた。夜中の学校の廊下の真ん中に現れる巨大な鏡。それを見た者は死んでしまう。といったありがちな感じのものだった。3...
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難問

連絡の付かない彼女

数週間前から連絡の付かない彼女の家を訪れてみた母親が出迎えてくれ、彼女の部屋にあげてもらった前に来たときとは少し部屋の家具の配置が変わっているようだったあんなに大きいポスターは確か貼っていなかったと思うこの強めのラベンダーの香り 彼女はラベ...
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上級

天国と地獄

私は死んだ。気がつくと何もない白い部屋にいた。壁に書いてある説明を見ると①ここは天国と地獄と現世の狭間の世界である。②しばらく待っていれば、それぞれがどこに行くか壁に表示され、その後に自動的に送られるので待機すること。③ここで死んでしまうと...
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上級

彼が生まれた日

彼があの世界に生まれた日…すなわち誕生日にわたしは花束を彼に送った。彼は喜ぶだろうか。すると彼はニコリと微笑み私を抱きしめた。私の誕生日は彼の誕生日の次の日だ。
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珍問

この後に、なあ父さん

「いやー昨日は大変だったよ」「どうしたんだ?」「残業が終わらなくて夜遅くまで仕事してたんだけど、そしたら終電が終わっちゃって最悪だったよ」「で、しかたないからタクシー捕まえて帰ろうとしたら、変なガキに付き纏われちゃってさ」「変なガキ?」「何...
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上級

携帯電話

携帯電話が鳴った。彼女と以前お揃いで買ったこの携帯電話。真夜中の1時。震える声で彼女はこう言った。「あなた1人で○○トンネルに来て」そのトンネルは現在封鎖されていて誰も近づく事のないトンネルだ。不思議に思いながらも僕は車を走らせた。1時間程...
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