優しいお姉ちゃん

ベッド 上級

私は13才の中学生

三つ上のお姉ちゃんとは部屋を共用していてとても仲良し

一つしかないベッドを私に譲ってくれるとても優しいお姉ちゃん

今日もいつものように寝る前に二人で仲良くトランプしたあと二人同時に就寝

私はベッド、お姉ちゃんは床にひいた布団

わたしは30分も経たないうちに眠りについた。

何時間経ったあとのことだったのだろうか

「ねぇ、起きて」 寝ぼけ半分で目をあけるとおねえちゃんが小声で囁いている。

どうやら寝付けないらしく、一緒に散歩に行かないかと言っている。

私は眠かったのもあり「一人で行ってきなよ」と冷たく押し返したが、

やけにしつこいお姉ちゃん。

終いには乗り気でない私に郷を煮やしたのか私の手を掴み靴も履かず外に引っ張り出された。

「イタイ!」

私の叫びも耳に入らないのか私の手を強く掴んだまま何も言わずただ引っ張る。

「ねぇ!どうしたの?!」

お姉ちゃんは黙っている。よく見ると手は小刻みに震えていた。

家からしばらく離れたところでお姉ちゃんも少し落ち着いてきたのか、掴んだ手が少し緩んだのを感じ

もう一度問いただしてみた。

「何があったの??」

お姉ちゃんは唇を震わせ言った

「やっぱりあんた気づいてなかったのね…」










意味がわかると怖い話
「優しいお姉ちゃん」
の解説・考察

imi
imi

なかなか難しい話ですね。
意味はわかりましたでしょうか?
解説を読んでみると、素直になるほど、と思うことと思います。
それでは解説です。

ベッドで寝ている「私」からは見えなく気づかないで、床に敷いた布団で寝ている「お姉ちゃん」からは見えところということは、ベッドの下…

ベッドの下に「誰か」もしくは「何か」がいて、お姉さんは不自然に思われないように「散歩」という口実で妹を無事に外に連れ出したのです。

とても怖い話ですが、冷静なお姉さんですね。

上級子供向け難問
PR
シェアする
【最新】意味がわかると怖い話まとめ | 解説付き

「優しいお姉ちゃん」の解説・感想

  1. こわすぎ(プルプルプルプル)