普通 盗んだ金 万年係長の俺は昇進を諦め、勤務する金メッキ工場から金を盗んだ。しかし、工場から一歩出たとこで、呑み好きな部長に捕まり彼の自宅に強引に連れて行かれた。部長宅につくと、まず庭に通されて井戸の自慢をされた。「この井戸は江戸時代からのもんだぞ」部長... 5 普通
普通 最高の伴侶 有る老人が自分の命が費えるのを見越してか、妻を呼び出し懺悔の気持ちを打ち明けた。「16歳のとき初めて人を好きになり結ばれたが、『つまらない』という身勝手な理由で捨てた23歳のとき遊び好きな女と気があったが、付いていけずに別れた26歳のとき清... 1 普通
普通 抱っこ 私には霊が憑いている。本当は双子だった子の一人がお腹の中で死んじゃったんだって。生き残ったもう一人を抱っこしていると必ず現れる。右側に抱っこすると左肩に痛みを感じ左側に抱っこすると右肩に痛みを感じる前側に抱っこすると両肩の後ろに痛みを感じお... 6 普通
普通 夢遊病 王妃「先生、王様の様子が3日ほど前から変なんです。突然、真夜中に起き出して、銃や剣を持って町に下り、一般市民を無差別に惨殺してるんです。普段は温厚で物静かな王様が、まるで別人です。何かあったんでしょうか?」医者「今まで隠していてすまん。実は... 3 普通
普通 あるう日 あるう日~(あるう日)、森の中~(森の中)、熊さんに~(熊さんに)、出遭った~(出遭った)。おっと、もうすぐ開かずの踏み切りで有名な地点です。運良く今日は開いてます。と言ってるそばから警報が鳴り出しました。間に合うか?ままちゃり、全速前進し... 2 普通
普通 自動走行車 開発者「人が運転しなくても自動で走行する車の開発って、本当に難しい。周りの車や歩行者の状況を正確に把握して、起こりうる事態をすべて予測して、突発的なことにも瞬時に対応して…。あぁ、未来の車はどれだけ凄いんだろう…。」未来人「いえ、未来の車の... 2 普通
普通 漂流 気が付いたときには私は見知らぬ島に流れ着いていた。よく見ると遠くで鳥のようなものが何かをつついている。それは腐りきった人間の死体・・・・。うぇぇぇぇぇえ!ここから早く逃げなければ!しかしおかしい。同じところを何度も歩いている気がする。不意に... 0 普通
普通 深夜にコンビニ ある男は深夜にコンビニに行ったそして男は缶ビールを一本手に取った「今日はこれかな」その後コンビニを後にしようとした男は背後から肩をつかまれ「おい、待て...」という恐ろしい声が聞こえた「うわぁぁぁぁぁ!」男は怖くなりその手を振り払い大急ぎで... 2 普通
普通 耳エステ 6年ぐらい前に結構流行った「耳エステ」が近所にいつの間にかできた。ここの人は腕がいいらしいのだが、何故か全員困ったような不安顔で出てくる。ためしに、施術してもらうととても気持ちいいしスッキリする。さて、散歩でも・・・・・・・・。なるほど、人... 0 普通
普通 手の怪我 ある日、彼女が手を怪我した。傷口から垂れた血が二の腕まで伝わり、左袖が赤くぬれている。俺は応急処置をした後、彼女が病院へ向かうのを見送った。しばらくして、彼女が帰ってきた。包帯を巻かれた右手を見せながら、「すぐ治るから大丈夫」と笑っていた。 0 普通