意味がわかると怖い話まとめ 解説付き
「夏休み」

今日は父さんが帰ってくる日だ。

父さんは船乗りで家にあまりいないから、帰ってくるときはすごくうれしい。

にこにこ顔の父さんを久しぶりに見ると、僕も弟もつられてにこにこ笑ってしまう。

母さんもとても楽しそうで、父さんのいる間はテーブルにごちそうがいっぱい並ぶ。

お休みが終わるころ、父さんは僕と弟をかわるがわる抱っこすると、「大きくなるんだぞ!」と言って、また船の旅に出る。

僕も弟も、父さんに会えるのがとても楽しみなんだ。

哀しい知らせが入った。

父さんの乗っていた船が沈んで、父さんは二度と家に帰れなくなったという。

僕と弟は泣いた。

父さんがいない間だけだから、我慢できたのに。

最悪なことに、今日から僕らは夏休みだ。

僕と弟は、もう秋を迎えることはできないだろう。

この話の意味がわかりましたか?

下のボタンから解説を無料で知ることができます!










意味がわかると怖い話
「夏休み」
-解説-


なるほど…
よく読むと確かに隠された意味がわかりますね。
あなたは意味がわかりましたでしょうか?
それでは解説です。

子供は虐待を受けていて、父が帰ってくるときにしか満足に食事をとることができなかったのです。

そう、夏休みは給食がないですよね…

秋まで何も食べられないことを察したのでしょう。
怖いし悲しい話ですね。

関連記事

\この話が気に入ったら、こちらもどうぞ!/

意味がわかると怖い話
「夏休み」の
解説・コメントを書く