意味がわかると怖い話まとめ 解説付き
「ちょっと古いラブホテル」

その日はどこも満室でちょっと古いラブホテルにようやく入れた。

人気がないのか部屋は一つしかうまってない。

部屋に入るなりおあずけをされていた犬のように俺たちは愛し合った。

盛り上がり過ぎたのか隣の部屋から壁を叩く音と「うるせーぞこらぁ!」声が聞こえてきた。

明らかに堅気とは違うとわかる口調。

俺たちは一気に冷め、大人しく寝る事にした。

しばらくすると隣の部屋から尋常ではない声が聞こえてきた。

『誰か助けてー!殺されるー!!』

『ざけんなこのアマぁ!』

『ギャー!・・・ッ・・・』

ガチャ・・・バタン・・・コツコツコツ・・・ガチャガチャ・・・

コンコン・・・「フロントのもんですがぁ」

誰か連絡してくれたんだね、と俺たち目配せしホッと胸を撫で下ろしながらドアに向かった。

この話の意味がわかりましたか?

下のボタンから解説を無料で知ることができます!










意味がわかると怖い話
「ちょっと古いラブホテル」
-解説-


よく考えると怖い話ですね。
あなたは意味がわかりましたでしょうか?
それでは解説です。

「誰か連絡してくれたんだね」とあるが、「人気がないのか部屋は一つしかうまってない。」ことから、誰も連絡をしてくれるはずがないのです。

そして
ガチャ・・・(ドアを開ける音)
バタン・・・(ドアが閉まる音)
コツコツコツ・・・(廊下を歩いてくる音)
ガチャガチャ・・・(!!)
コンコン・・・(部屋のドアがノックされた音)

ノックの前にドアを開けようとしているのです。
フロントの人がそんなことをするのでしょうか?

きっとおそらく女性を殺した犯人が証拠隠滅のためにこの語り手を殺しに来たのでしょう。ドアを開けてはいけません…

IMI

関連記事

\この話が気に入ったら、こちらもどうぞ!/

意味がわかると怖い話
「ちょっと古いラブホテル」の
解説・コメントを書く