私はワクワクしていた。だって久し振りにみんなに会えるから。
だから朝からずっと笑顔だった。(あっ、木下君、すごい痩せてる。)
(陽子、キレイになったなあ。グッ。)
(裕美、学校の先生になりたいって言ってたけど、なれたのかな。)
そうして遠くからみんなを観察している私の目に、一人の男性の姿がうつった。
(園田君・・)
園田君は当時、私が憧れていた人だった。この人に会いたくて私は・・・。
だって彼、仕事が忙しくて、前の同窓会には来てなかったから。
同窓会じゃダメだと思ったから。園田君が来ている事を知った私は嬉しくて、ついニヤけてしまった。
ふと奥の方を見ると、ユキの顔が見えた。(フフッ、ユキ、笑ってる。嬉しそうだね。
みんな来てくれたんだもんね。ごめんね。ヒヒヒッ。)私は園田君の事を想いながら、そっと手をあわせた。
サイコがやりそう。