博士と助手

博士「ついに、ついに完成したぞー!」

助手「な、なにが完成したのですか?」

博士「フフフ、聞いて驚くな。物体転送装置じゃ!」

助手「な、なんだってー」

博士「原理は一般の物体転送装置の理論と同じでの、
座標Aから座標Bに物質を転送し、
その転送時に物質を一旦分子に分解し、
転送先で再構築するのじゃ」

助手「流石博士!
ところで、私を転送していただけませんかね?」

博士「ふむ、構わんが、どこにじゃ?」

助手「……更衣室なるところに」

博士「なるほど助手よ。お主も悪よのぉ」

助手「いえいえ、大官様には負けますよ」

博士「フフフ、では早速転送するぞぃ。
そこの装置の上に立てぃ!」

助手「了解です、博士!」

博士「ではいくぞ。あ、ポチッとな」

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