チリリンと音をたて
ボクが扉を開けるとママが泣いていた。
「どうしたの?ママ」
ボクが訊くと、ママは幽霊を見たという。
扉からスーッと入ってきてフッと消えたんだという。
ボクが
「もう大丈夫だよ」
と優しく声をかけると
「うん、それがね・・・亡くなったはずの一人息子に似てたの」
とママが脅えたようにボクを見つめて言う。
ボクはゾクッとし、とりあえず、ママに「何か飲み物を」と言った。
チリリンと音をたて
ボクが扉を開けるとママが泣いていた。
「どうしたの?ママ」
ボクが訊くと、ママは幽霊を見たという。
扉からスーッと入ってきてフッと消えたんだという。
ボクが
「もう大丈夫だよ」
と優しく声をかけると
「うん、それがね・・・亡くなったはずの一人息子に似てたの」
とママが脅えたようにボクを見つめて言う。
ボクはゾクッとし、とりあえず、ママに「何か飲み物を」と言った。