「お嬢ちゃんは『猿の手』を知っているかな?」
怪しげな男が私に話しかけてきた。
「『猿の手』は恐ろしい代償で人の願いをかなえる、
どうしてか知っているかね?」
「それは手を切られた猿が人間に対する復讐をしているからさ、しかしこの手は大丈夫
君の願いをかなえてくれる魔法の手だ」
男はそういって、石膏で出来た手を私に渡した。
「願いをしゃべるだけでいいんだよ」
男は10000円でいいと言った、
私はお年玉をためた一部でそれを買った。
でも、私は願いをかなえることは出来ない、
でも私に出来ることが一つ有る。
それは従兄弟のお兄ちゃんの所に行くことだ、
「あれ、どうしたの?」
私が持ってきた手を見て、全てを知ったお兄ちゃんは顔色を変えた。
「警部!先輩!大変です!」
「これは・・・・鑑識を呼べ!」
大騒動の末、男は捕まった。
あの手は死体から切り取った手を石膏で固めた物だった。
お兄ちゃんありがとう、
私は願いはかなえられないけどあの手はとられた人に返してあげて下さい。
だって私の願いは・・・。
自分が殺されてしまった。しかしその犯人の腕を持ってきたことで指紋などで犯人がわかっただからその犯人に腕を返してくださいと言ってるんだね。めでたしめでたし。