再生医療

【意味がわかると怖い話】解説付最新まとめ
再生技術

ある日のことだった。俺はバイクで事故を起こし、左足を丸々切断することになってしまった。

意気消沈していた俺だったが、ある研究者から実験の被験者にならないかという話が来た。

それは人体を再生する新技術の実験であり、

ある程度の大きさの細胞から手も足も心臓も再生するというものだった。

これを使って俺の足を再生しようというのだ。

既に動物実験では成功していて危険性は薄いという研究者の熱心な説得や、

もう一度自分の足で歩いてみたいという願望に負けて、俺は結局その提案に乗ることにした。

それ以来、俺はこの研究所で過ごしている。勿論、しっかりと自分の両足で立ってだ。

最初は不安だったが、成功した今となってはやはりこの話を受けて良かったと心から思う。

今はリハビリや副作用の確認の為にここから出られないが、

早くこの姿を家族にも見せてやりたい。

研究者は再生された部位は、前の物と感じが少し違うかもしれないなどと言っていたが、

何も問題は感じないしもう少しでここから出られるだろう。

とはいえ最近、風邪っぽいんだよなぁ。頭痛もするし手も何か痺れるし、

少しリハビリを張り切り過ぎたのかもしれない。

左足だけは調子が良いんだ……左足だけは。


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解説をチェックしよう!



解 説



これはいつか本当に起こりそうな話ですね。
意味はわかりましたでしょうか?
それでは解説です。

「研究者は再生された部位は、前の物と感じが少し違うかもしれないなどと言っていたが、」ということから、前の部分と違う感じがするところが再生されたところと考えることができます。

「最近、風邪っぽいんだよなぁ。頭痛もするし」→頭が再生された
「手も何か痺れるし、」→手が再生された
「左足だけは調子が良いんだ……左足だけは。」→左足のみ現存のもの

と考えることができます。

「ある程度の大きさの細胞から手も足も心臓も再生するというものだった。」といいうことですが、左足から再生された語り手が、もし、左足以外のところから再生された自分と会ってしまったらどのようなことが起きるでしょうか?考えると怖いですよね。



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