wの悲劇

「もし、あたしが鷲尾くんと結婚したら、ワシオ・ミロになるんだね」

「なんか、すげー自己主張の激しい人みたいだ!」

「じゃあ、鷲尾くんが婿養子に入ってくれてもいいんだよ?」

「それじゃ、君野亘。
キミのは樽、って、一体なにが樽なんだよ!
中身、調べるぞ!」

「ふふ。鷲尾くんって、可笑しい」

そう言って微笑む君野ミロに、
ぼくは、もうすっかりメロメロだった。

明日は、そんな彼女とデートだ。やったね!


G:この前のヤツ、涙目で「もう許してください」だって。うけるw

S:次の仕込みも、終わってんだろ?相手、誰よ?

K:では、要望にお応えして。次の標的を発表しますww

K:おっと。改行、忘れた。

G:あとシフト押せ。

「wの悲劇」の解説・感想