タイムスリップ

俺は不思議な樹を見つけた、

樹齢200~300年ぐらいの大きな巨木なのだが

この樹のうろ(穴)に入って

「30分前に戻りたい」

と願うとタイムスリップするのだ!

俺はこの樹のおかげで競馬や競輪・競艇などのギャンブルで馬鹿当たりをして

一生暮らせるかもしれないと思った・・・

ところが昔の兄貴分が俺の羽振りの良さを聞きつけて

「俺に金を都合しろよ」

と言ってきた。

冗談じゃないともみ合っているうちに相手は頭を打ち死んだ・・・・。

このままじゃ俺は殺人犯になっちまう!

タイムスリップしてもあいつが生きている世界じゃ意味が無い、

何度も強請られちまう。

そうだ!いっそ「江戸時代」まで行っちまえばいいんだ!

よし、俺は早速樹のうろに入ると「江戸時代まで」と叫んだ。

「タイムスリップ」の解説・感想