私はKというファッションデザイナー、
今も新しいガールズコレクションに向けて
モデルと服の打ち合わせをしている。「今度のコンセプトは『男装麗人』ということで
片方の娘にはウエディングドレスを着せるが
パートナーの娘には女性でも似合うスーツを・・。」「Kさん、あの子は?」
其処にはオーディションで合格した子がいた。
もともと私は受からせる気は無かったのだが
「魅力がある」と推す者がいるので
仕方なく合格にしたのだが「駄目だ!やっぱりコンセプトに合わないので帰ってもらえ!」
「そんな・・・」一人が事情を話しに行くと彼女はうなづいて帰っていった。
泣いているみたいだったが・・・・。
数十年後、あの盛況が嘘のように
「Kの腕は劣化した」といわれるほど
私のデザインは世に受け入れられることがなくなってしまった・・・。ヤケになって車を飛ばして事故にあい・・・・。
気が付くとどこか水の中にいるようなおかしな場所にいた。
「どうですか?」
目の前に白衣を着た女性がいた・・
あの時追い返した娘か!?
「あなたが、身にまとっていたものは全て焼却処分しました。
もう手のつけようが無かったもので・・・」
「!?」
「それがあなたの新しい身体です」
『私が悪かった、許してくれ!』
「しゃべれませんよね」
『頼む!』
「どうぞごゆっくり、時間はずっとありますしあなたにそれはよく似合いますよ」
蔑ろにしたために私はこれをまとって生きていかねばならなくなった。
強化ガラスのカプセルケースを・・・・。