男「あの屋敷はお化け屋敷だよ!生きて帰ったものは誰もいない」
近所の男の人があの小高い丘の上の屋敷を指差して「入ってはいけない」と警告したが、怖いもの知らずの若者4人が無視して其処に向かった。
A「古びてるけど何も怖いものなんか無いじゃないか?」
B「棺桶でもあるかと思ったけど」
C「オ、オイ!あれ見てみろ!」
見ると何体かのミイラが床に転がっている。
不思議なのは500年前ぐらい干からびているのに着ている服はボロボロではなく新品の綺麗なままの状態なのだ。
D「やっとお化け屋敷らしくなってきたな・・・」
其処は書庫らしく本がずらっと並んでいるが一冊をぬかせば他は皆古びた本ばかりだ。
その一冊は・・・・。
男「お前らよく無事だったな!」
男の人が驚いている。
4人『そりゃあんなものを見ちまえばなぁ』
他のボロボロの本は「殺人鬼」「人食い鬼」「吸血鬼」など手にする勇気がおきなかった。
ただ一冊だけ新品の本にはこう書かれていた
「夢の女というもの」