俺はいつも三人の友達とふしぎな遊びばかりしてた。宇宙ごっことか心霊の遊びとか。
北斗七星を見ては宇宙にお前らと一緒に存在してることに感動したりしたよな。
海へ遊びに行くときには、たらふくイカ焼き4人前食った大輔が車で吐いたよな(笑)
十分楽しかった。なにくわぬ顔で俺に教えてくれたあの言葉の意味・・。過去をばかり思いだす。
学校でテストがあったんだ解けない問題は1つもなかった。和美と大輔と啓太にカンニングさせたっけ。
小学6年の時には、神童とお母さんにいわれてたのに今じゃこいつらと同じ悪い仲間だね(笑)
2学期なっていろいろと、読書もするようになった友達達。俺も勉強いっぱいしてたんだよ本当は。
でも去年の成績は全然、俺らしくなかった。5問も間違ったのを大輔にバカにされた。
八月には、心霊スポットではしゃいで楽しかっただろ?あれは俺をバカにしたお前ら呪う為だったんだよ
でも、そんな友達もみんな死んでしまった。9月のころ交通事故で。呪いが強すぎたんだね。
なんかみんな小説書いてるから私もやってみるわ。
【私とひまりの対決】
第一話
とんとん、と゛歩く姿は百合の花 ゛
と噂されている私こと、「星田 あかり」は高校三年生。
自分で言うのもなんだけどさ、意外とモテたんだ。(笑)
性格も良かったしそこそこ頭も良かったし、結構可愛かったと思う。
残りちょっとの高校生活を満喫しようとしてたある日。
ひまりが転校してきた。
最後らへんなんてなんか事情があって怖そうだから誰も近寄らないって思ったの。だけどね、それは真逆の答えだったんだ。
顔も可愛くって性格もめっちゃ優しかったし、頭も良かった。
だけど絶対にモテないモテないって思った。
「こんにちは。私の名前は今田 ひまりです。
よろしくおねがいします。」
ザワザワ、ザワザワってすぐにクラスのみんなは騒いだよ。
「可愛いねー。」だとか、「モデルみたい!」だとかさ、私だってそんなに噂されたことなかったよ。
だから、「可愛い。」とかそんな感情よりも先に嫉妬心が湧いてきたんだ。
もとからの友達とかは「大丈夫だよー。」とか、「あかりの方が可愛いよー。」とかさ、みんな励ましてくれたんだけどそれがよっぽど虚しくなった。
そんなある日。
「ねぇ、あかりちゃぁん。私のほうが、噂されてるねぇ。ファンクラブもあるんだよぉ。あんたはぁ?w」
「私も、ファンクラブくらいあるし、、、。」
「こんなやつなのになんでモテるんだ。」って思った。心底嫌いって思った。うざかったし。
返事は待ってくれない。
「は?あんたもファンクラブあんの?うざっ。私って負けるの、ダイっきらいなんだよね。週末、コーデ対決しよぉ?絶対ファッションでは私が勝つからぁw」
そして週末勝手にコーデ対決にされた。
勝手にきめんな。