普通 困った癖 私の会社の社員Rは困った奴で、本当に手を焼かせる。雨が降ると誰が相手だろうと手を出すのだ。だが精神を患ってるとか気が狂ってるとかでは無く、癖の様なものだ。その度尻拭いをするのは、私の役目だ。しかし、今回ばかりは本当に困った。取引先の担当者W... 2 普通
普通 口寄せ 私はある大学の教授だが、今回「口寄せ」のインチキを暴くために出演した。「口寄せ」とは死者の魂を自分に乗り移らせて語るというまさに「ありえない」コトなのだ。その人物は「自分には死者は呼び寄せることはできない」と自分でも言っている。ならばもうイ... 0 普通
普通 就職場所 「何!大量の人間が隔離されていた!?」とある大国の首相が顔を青ざめた「とうとうやったか・・・。」この国では食糧難で貧民層が多く裕福な人々は日本のような暮らしを送れるが中流層と下級層はそうは行かない。ところが大国の威厳を見せ付けるという名目で... 0 普通
普通 雪山登山 妻「私たち、来月、夫婦で雪山登山するんですよ。無事に帰って来られるのかを占ってほしくって。」夫「妻が、よく当たる占い師さんだって言うもんで。」占「実は、私は人の額をじ~っと見るとその人の余命日数が見えるんです。無事に帰って来られるのか、確実... 3 普通
普通 とある事件 俺は前にとある事件のことを忘れられない。というのも、俺はその事件に深く関わったからだ。所謂、キチOイによる拉致監禁殺人事件というやつだ。そこには屈強な大男がいて、小さな声で何か呟いていたが、聞き取ることはできなかった。俺は奴が油断した瞬間に... 0 普通
普通 賢いカラス お婆「そこでね、その賢いカラスはね…。」A子「もう、その本、飽きた~。つまんな~い。」お婆「本を読んでお勉強すると、ちゃんと役に立つのよ。まぁ、いいわ。じゃあ、夕方まで外で遊んでなさい。お婆ちゃんが井戸でスイカを冷やしといてあげるから。夕飯... 0 普通
普通 肉じゃが 玄関を開けると、そこには結婚して間もない妻が帰りを待っていてくれた。「お帰りなさい、今夜も遅かったのね。仕事、忙しいの?」「うん、そうなんだ。最近、大きな仕事任されちゃって」妻にスーツの上を預け、ダイニングに向かう。テーブルの上には、じゃが... 2 普通
普通 ドアが開かない ある日私が高校から家に帰ると、まだ私の他には誰も帰ってなかった。きちんと鍵を掛けてから、まずカバンを置きに自分の部屋に戻った。リビングに行ってテレビでも見ようか、と思って部屋のドアを開けようとしたが、開かない。正確に言うと、ドアノブが回らな... 0 普通
普通 遺産相続 俺に突然幸運がまいこんだのは1年ほど前のことだったたまたま知り合った老人が死んだときに俺に遺産を1億円くれたのだその老人は家族も親戚もいなくて、何十億という財産はすべて友人知人に譲ったらしい仕事に飽き飽きしていた俺は会社を辞めて、車や家を買... 4 普通