俺の車

俺とA君B君C君の4人は、いつも一緒で、

あの日も俺の車に乗って、皆で出かけたのだ。

A「もう動いても平気なのかよ?」

B「うん、ただの捻挫だから、外出して良いってよ。」

俺「車はグチャグチャの全損だったけどな(笑)。」

C「後で聞いたのだけど、猫だったらしいね。」

B「で、即死だったって・・・。」

俺「猫好きの俺としたら、車よりもそっちのほうが悲しいよな・・・。」

A「そっか・・・今度お供え物を持って、もう一度あそこへ行かないか?」

俺「いや、でも車はもうオシャカだし・・・電車で行くのか?」

C「そうだな、もう車は懲りたし、今度はバイクで行こうか。」

俺「いや、お前らと違って俺バイク持ってねーし(笑)。」

B「そういえば皆の中で、俺君だけバイク持て無かったよね。」

A「ああ、それでいつも俺君に車出してもらってたよな。」

C「それが、こんなことになるなんてな・・・。」

俺「おいおい、そんな暗くなるなよ、ちょうど新車に買換えたかった所だしさ(笑)。」

B「そうだな、僕がバイクで2ケツすれば・・・。」

俺「それイイな!たまにはそういうのも悪くないな。それで行こうぜ!」

C「そろそろ行くか、始まりそうだ。」

B「僕、初めてなんだけど、ちゃんとできるかな。」

A「他の人の真似をすれば問題ないだろ。」
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意味がわかると怖い話
「俺の車」
の解説・考察

imi
imi

“俺”は亡くなっている。死んだことに気づいていない。
“俺”のセリフを飛ばして読んでみると、普通に会話が成立している。

普通
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「俺の車」の解説・感想