有る場所で二人の女性がテーブルを挟んで座っている、
其処には湯気を立てた紅茶が二つ。「F!何のようなの?」
「Yさん、Bさんを裏切って踏みにじったお詫びをしてください」
「私が誰と付き合おうが勝手でしょ!」
「Bさんは今傷ついています」
Fと呼ばれた女性は
スプーンでYの紅茶をクルっとかき混ぜたすると紅茶が
わずかだが黒ずんでいく・・・。「何よこれ!?」
「貴方は甘いほうが好きなので甘くしただけですが・・・。」
「冗談じゃないわ!」
「じゃあ、私のと取り替えますか」
「当たり前でしょ」
二人が同時に紅茶を飲み始めた途端
Yが苦しみ始め・・・・。「意外とあなた頭が悪いのね・・・」
Fは黙って取り替えた紅茶を飲んでいた。
「さてと・・・
人も死ぬと仏になるというけど
これは生ゴミだから早めに溶解処分しないとね・・・。
Bさんもこれで心を癒してくれるといいんだけど」