短編

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上級

怪しい人

ピンポーンて鳴ったから出ようとしたらインターホンのカメラにマスク・サングラス・ニット帽・黒ジャケットのまさに「私は怪しい人です」という看板を下げているようなおっさんが映った。ヘタレの俺は怖いので居留守・・・・でも10分してもまだおる。仕方な...
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上級

真実を映す鏡

太郎「これが真実を映す鏡?俺の本当の姿がこんなブサイクなおばさんなわけないだろ!」結衣「冗談じゃないわ。誰よこれ。あたしの将来ってこと?赤の他人じゃないの。」翔太「ボク、男の子だよ。ボク、女の子なの?よく分かんな~い。」梅子「あたしの若い頃...
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短編

勝負

私はあるヤクザと勝負している。3本の柱A、B、Cがあり、柱Aにある64枚の円盤(上から下で順に大きい)を1枚ずつ柱Bを中継点にして柱Cに移動させる。ただし、どの柱でも上の円盤の方が小さくなければならない。ヤクザ「このゲームを24時間以内にク...
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普通

水曜日

楽しかった水ようびも消されてしまい手のなかにはない愛されたいという願いは害でしかなく恋を論じるには冷めているから例のところで確かめよう繋げた銀いろは儚くて忘れてしまった旅は幸せだったんだね
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普通

自殺の森

一月ぐらい前の話し、知り合いと、自殺で有名な深い森に行った。日付が変わる時、森を散策して居たとき、一台のホロ付き2屯トラックが駐車場に入って来た。しかも地元Noでは無く関西地方のNo、荷台から大きな重そうな荷物をおろしてた。知り合いと駐車場...
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普通

万年床に

友人が引越ししたと言うので酒を片手に遊びに行った適度に酔いも回り時間も遅いので、帰るのが面倒になって万年床にゴロリ「あー、そっち足な」と友人「北枕か?」と聞きながらゴソゴソと反転「いや、北はあっち」明後日の方向を指差す「カーテンの丈が少し足...
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普通

応援

親友に彼女を奪われた。ビルの屋上で花火観賞をしていた。「あいつを奪うみたいになって悪かったな」『しょーがない』「怒ってないのか?」『別に。あいつがお前を選んだだけ』「なら良かった」『あいつが待ってるから早く行けよ』「ありがとう。応援してくれ...
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短編

幽霊怖い

恐怖映像見てる途中、閉めていた襖がガタ、ガタと少し揺れたので誰か帰ったのかと襖を開けたのだが、誰もいない。俺は叫んだ。「脅かすんじゃねえよもォォ!違う幽霊かとか思ってビビッちまっただろうがァァ!止めろよな!幽霊怖いんだから!」
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子供向け

公園の砂場

少女が公園で遊んでいた母はそれをしばらく見て先に家に帰った夕飯時になりその子が家に帰ってきたしかし左目を痛そうに擦っている母が「どうしたの?」と聞くと娘は「公園の砂場で目が砂に入っちゃって取れないの助けて」と言った
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普通

腹部の腫瘍

医学部時代の友人から連絡がきた。「恋人の腹部に腫瘍ができてしまったんだ。すぐ手術すればいいのに嫌がって、やっと説得したんだがもう普通の病院では手遅れだ」「それは気の毒だな」「そこでお前に手術してもらいたい」「え?」「頼むよ、金なら払う」「う...
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