美術の権威の先生

私の通うデザイン学校に「大内」

通称「おーうち」という女がいる。

メガネをかけて、髪を後ろに結んでいる

いわゆる専門校正の地味目な女だが

これが対したタマで、トレスやパクリ盗作など平気でやらかす・・・。

「ミュシャ風」といってどっかの王女様の絵を描くが

ぜんぜんオリジナリティも感じられないカス作品を

堂々と「自分の自信作」としてさらす、恥さらしだ!

そんな中、美術の権威の先生が何とうちの専門学校に来た。

しかも「おーうち」にこういったのだ

「君の腕が必要なんだ!是非きてもらえないか?」

「おーうち」の喜び方は異常なぐらいだったが私達は落胆した。

権威といってもこの程度か・・・・。

数日後、あの女はご大層な車にのって連れて行かれた・・・。はぁ。

「素晴らしい!やはりこれこそが私の作品のモチーフだよ!」

「先生、後はどうしますか?」

「適当に言っておいてくれ、帰り道でいなくなるのは良くあることだ」

「美術の権威の先生」の解説・感想

  1. 腕が必要なんだ!
    →君の体の腕が必要なんだ!