30代の男性が意識不明の重体らしい。
仲間と救急車をとばしてたどり着いたのは閑静な住宅街。
「ああ、やっと来てくれたんですね!」
家の中から出てきたのは20代と思われる化粧の濃い女性。
「リビングで旦那が倒れていて・・・」
「救命措置はしましたか?」
「ええ、一応ナースだったので一通りの事は」
リビングには伏せるように横たわってる男性がいる。
「とにかくソファーまで運びましょう」
「はい」
ソファーに運ぶと男性の顔が露になった、そして自分はその顔を見て
「キレイな顔をされていますね」
と言ってしまった。
女性は呆気に取られていたが、徐々に女性の顔が青ざめていくのが分かった