盗んだ金

万年係長の俺は昇進を諦め、勤務する金メッキ工場から金を盗んだ。
しかし、工場から一歩出たとこで、呑み好きな部長に捕まり
彼の自宅に強引に連れて行かれた。

部長宅につくと、まず庭に通されて井戸の自慢をされた。
「この井戸は江戸時代からのもんだぞ」
部長の自慢は延々と続くが、金を隠し持っていた俺は気が気ではない。
焦っていた俺に、部長はいきなりこう言った。
「私は来月から専務になるんだ。
君も私の推薦で課長を飛び越えて部長だから、頑張ってくれよ。
辞令は明日の全体朝礼で発表する」
な、なんていう事だ!私はとんでもないことをやってしまった!
盗んだ金はおよそ200万程度。
部長昇進に見合わない。
もし今暴露ると昇進どころか、逮捕されてしまう。
俺は盗んだ金を部長の目を盗んで井戸の中に捨てた。
そして、その日は適当に言い訳を言い繕い、

そそくさと帰宅し

一人祝杯をあげた。

翌朝、全体朝礼で自分の名前が呼ばれる瞬間を心待ちにし出社した。
何か様子が変だ。
何と部長の家族全員が毒殺されたというではないか!
俺は目の前が暗くなっていった。

「盗んだ金」の解説・感想

  1. 語りて後で捕まる おつおつおつおつwwwwwwwwwwwwwww

  2. 井戸の中に金メッキをすてたことにより化学反応が起き猛毒ガスが発生した

    • そうですね。わからなかったのでありがとうございました

  3. 盗んだ金メッキとそれをすてた井戸の水が、化学反応をおこし猛毒になった

  4. 井戸の中に金を捨てたせいで毒ガスが発生した