安眠妨害

一仕事終えた俺は、風呂から出た後そのまま寝室に向かいベットに飛び込んだ。

よほど疲れていたのだろうか、すぐに眠気が襲いウトウトしてくる。

そしてあと少しで眠りにつくというとこで、ドン!という扉を叩く音で目が覚めてしまった。

畜生、ふざけた真似をしやがって、眠たくてしょうがない俺の気もお構い無しに、ドンドンと何度も扉を叩いている。

相手にしても無駄なので耳栓代わりにイヤホンをするがあまり効果は無い。

俺は寝るのを諦めて待つことにした。

それからしばらく扉を叩く音は続いたが、少しずつ音が小さくなっていき、最後にはピタリと止んでしまった。

やれやれようやく終わったか。これでぐっすり眠れるよ。

しかし、炊事に洗濯か…色々と面倒臭いことになりそうだけど、まあいいか

「安眠妨害」の解説・感想