君の料理はおいしかったよ

さあ、夕食の時間だ

パカ、グチョ

「かはあ、ああ」

今日は最上級のフォアグラだ。

濃厚なねっとりしたソースが絡まっている

さっそく、ナイフを入れた

「おヴあああ」

そっとフォアグラを口に運ぶ。

とろけそうだ。

「ボ、ぼくも、タべたいぃナ」

よし、いいとも

「お、おいしぃい・・」

どうやら口にあったみたいだ

その後も彼とおしゃべりしながら料理を口に運んでいたら、彼の口数がだんだん減り最後には黙り込んでしまった

「・・・ありがとう、君の料理はおいしかったよ」

「君の料理はおいしかったよ」の解説・感想

  1. 彼が料理になった